このWIKIではEXPANDキー入力コマンドの使い方を紹介します。
「EXPAND ECHO $(構成変数)」とキー入力します。
指定された構成変数が定義されている場合は、ステータスバーの「メッセージセンター」フィールドに表示されます。
このキー入力コマンドは、「構成変数」ダイアログボックス(「ファイル」>「設定値」>「構成」⇒「構成変数」)の代わりに使用することができます。
また、一部の隠れ構成変数("_"から始まる構成変数」)は「構成変数」ダイアログボックスで確認できないが、EXPAND ECHOコマンドで確認できます。
構成変数が含まれるキー入力コマンドを入力するには次の1つを行います。
「$(キー入力コマンド)」とキー入力します。または、「EXPAND KEYIN (キー入力コマンド)」を入力します。
埋め込まれている構成変数は、括弧で囲み、$の直後に入力する必要があります。
例えば、下図に示すように、自己参照で、参照ファイルの外形線を動的からキャッシュに変更する場合は、
Reference VisibleEdges Cached 2-5_Level_3D_ONOFF.dgnをキー入力すると、実現できますが、
この名前のファイル以外には、このキーコマンドは使えません。ファイル名を変数として、共通のキーコマンドを作る場合は、EXPAND KEYIINが必要になります。
以下のようにキー入力します。
EXPAND KEYIN Reference VisibleEdges Cached $(filename(_DGNFILE))
※_DGNFILEは隠れ構成変数であり、カレントフィアルのフルパスを表します。
構成変数を定義して、その値を設定するために使用します。このキー入力コマンドは、「構成変数」ダイアログボックス(「ファイル」>「設定値」>「構成」⇒「構成変数」)の代わりに使用することができます。
EXPAND SET MYFILE = $(_DGNFILE) 「=」の前後には半角スペースが必要です。
※EXPAND SETを使用して定義された構成変数については、現在のセッションの間のみその定義が維持されます。構成変数の定義を指定し、同時に後続のセッションで参照できるようにユーザー構成変数にその定義を保存するには、EXPAND SETSAVEキー入力コマンドを使用します。