【概要】コネクトライセンスの特徴としては、ユーザーがIMSアカウントを使ってCONNECTION Clientにサインインしてライセンス認証を獲得するようになります。ただし、一旦使用者が長期的に外出してネットワーク切れの状態で製品を利用する場合、ライセンスをチェックアウトしてオフラインで利用することができます。※ライセンスのチェックアウト期間中の使用状況にカウントはその日の使用数が24時間(その日に実際に使用した時間と関係なく)としてカウントされますので、ご留意ください。従いまして、長期的にラインセスをチェックアウトして利用することをお勧めいたしません。【ライセンスのチェックアウト方法】1. 利用者は自らライセンスをチェックアウトすること(推奨)- インターネットへの接続環境が必要です。1-1.Bentleyライセンスツールを開き、「ライセンスをチェックアウト」メニューをクリックします。
Bentleyライセンスツールは、C:\Program Files\Common Files\Bentley Shared\CONNECTION Client\LicService フォルダにある Bentley.Licensing.LicenseTool.exe を起動すると表示されます。または、Windowsのスタートメニューを開き、「Bentley Licensing」と入力して、検索結果からBentleyライイセンスツールを選択します。
- 上段の製品リストからライセンスをチェックアウトして利用したい製品を選択します。- 中段部分の「チェックアウト有効期限」と「チェックアウトするバージョン」項目に 期限とチェックアウト製品のバージョン番号(バージョン番号はコントロールパネルより確認できます)を入力し ます。- 水色の「チェックアウト」の文字クリックします。下段に選択した製品名と期間が表示されるとチェックアウトされたことを確認できます。1-2.もし、他の製品もチェックアウトする必要があれば、Step1.を繰り返し行ってください。1-3.オフラインでの使用が不要になった場合、チェックアウトの期限内でもライセンスをチェックインすることができます。チェックインは、下段のチェックアウトした製品を選択し、水色の「チェックイン」ボタンをクリックしてます。下段にチェックアウトとしているリストに製品名が表示されていなければ、チェックイン操作は成功しライセンスはサーバへ返却されています。
期限の変更はカレンダーより選択します。(通常は、SELECT更新日まで)
【インターネットにアクセスできない環境の場合】1. 使用者がインターネットにアクセスできない環境の場合、代わりにサイト管理者よりBentleyのライセンスサ ーバからライセンスチェックアウト用のライセンスファイルを生成して使用者に渡します。使用者はそのライセンスファイルを使って、該当のPCよりライセンスのチェックアウト操作を行います。1-1. 管理者は https://connect.bentley.com/Enterprise/ サイトをアクセスし、下図のように「 資格管理」をクリックして次のページに移動します。契約タイプが表示されます。
「資格管理」をクリックし、画面の左側にメニューが表示されますので、「チェックアウト」をクリックしてライセンスのチェックアウトページに移動します。
1-2.ライセンスのチェックアウトページでは、既にチェックアウトされたライセンスのチェックアウト履歴を確認できます。
左側の「チェックアウト」アイコンから「ライセンスのチェックアウト」を選択します。
1-3. 使用情報を入力してライセンスのチェックアウト用~.belicファイルを作成します。 [+]ボタンを押します。
ユーザーメールID、製品名の⼀部を⼊力すると候補が表⽰されます。下に表⽰される候補リストの中から必ず選択してください。
「追加」を押します。複数個の製品を追加する事ができます。
「ユーザーを選択」、「マシン名」(デバイス名は重要です。間違うとライセンス認証されません。This PCの右クリック「プロパティ」よりてデバイス名が確認できます。ドメインは不要です)
「製品を選択」(複数の製品を追加する事ができます)、「バージョン」(インストールしたバージョン番号を入力します)、「有効期限を選択」でライセンスのチェックアウト期限を入力またはカレンダーで指定します。(SELECT契約では更新日までが最大日です)「ライセンスのチェックアウト」ボタンをクリックすると、ライセンスチェックアウト用ファイルが生成されます。ブラウザの下にファイルを保存メッセージが表示されますので、メッセージに従ってライセンスファイルをローカルに保存して使用者に渡してください。Defaultでは、ThisPC>Downloadsに ~.belic ファイルが保存されます。
1-4.ライセンスファイル~.belicのインポート
ライセンスファイル~.belicは、実機PCでインポートしないとインポートできません。 リモートディスクトップから行うとPC名が違うとエラーが表示されます。
使用者はライセンスファイルを受け取った後に、Bentleyライセンスツールを開き、「ファイル> ポリシーファイルをインポート」をクリックして、ライセンスファイル~.belic のインポートを行います。
...\CONNECTION Client\LicService\Bentley.Licensing.LicenseTool.exe または、Windows左下の検索より、Bentley Licenseingで検索し、Bentleyライセンスツールを起動します。Bentleyライセンスツールダイアログの左上より、ファイルから「ポリシーファイルをインポート」を選び、.blicファイルを選択して取り込みます。インポート後に、オフライン環境より製品を利用することができるようになります。下のように「ライセンスをチェックアウト」タブより、チェックアウトした製品名、バージョン情報とチェックアウト期間が表示されますと、チェックアウト操作は成功しています。
※リモートディスクトップからの~.belicインポートはできません。実PC上でインポートしてください。
【ライセンスをチェックイン方法】ライセンスを戻す方法
指定した期日を過ぎるとライセンスは自動的にライセンスサーバに戻ります。もし、期日前にチェックアウトしたライセンスを戻したい場合、以下二つの方法があります。
1.Bentleyライセンスツールより、製品名を下段より選び、「チェックイン」のボタンを押しサーバにライセンスを戻します。
2.資格管理ページの「ライセンスのチェックアウト」に表示されるリストより、チェックアウトチェックインすることができます。下図のように該当する情報の右より「ライセンスをチェックイン」を選択します。
期限切れをオンにするとチェックインされた日が確認できます。
ネットワーク環境がない場合
1つの目チェックアウト期日が来ると、自動的にチェックインがされ「オフラインアクセス期限」の日付が変わります。