Bentleyライセンスツールは、コネクトライセンス製品のアクティベーション情報を提供します。 Bentleyライセンスツールは、CONNECTION Clientと共にインストールされます。 以下ツールについての説明書です。
Bentleyライセンスツールの起動法1. Windows のスタートメニューを開きます。2. "Bentley Licensing" とキー入力します。3. Bentleyライセンスツールが検索表示されます。
[資格]タブBentleyライセンスツールが最初に開くと、[資格]タブが表示されます。 CONNECTION ClientにサインインしているIMSアクアント名が上左隅に表示されます。 以前に使用したことがある製品名が資格リストに表示されます。次の情報を表示します。1. 製品: CONNECTライセンスを使用している製品名、SELECTserverを使用している製品はこのリストに表示されません。2. フィーチャ文字列: OpenFlow(水処理)製品などの一部製品は個別ライセンスの扱われる機能レベルを表示します。 他のすべての製品は空白で表示されます。3. 予約済み: オフラインでの使用を延長するためにライセンスをマシンに移行できます。「はい」の場合、有効期限が切れるまで製品はネットワーク接続を必要としない(チェックアウト)使用を意味します。4. オフライン許可: 既定ではユーザーがサインインしていない場合、製品は限られた期間(通常は7日間)機能します。 これにより、一時的なネットワーク障害時にも製品にアクセスができます。 ただし、管理者は予期しない使用を防ぐために製品ごとに、この機能を無効にすることができます。 「いいえ」は製品を使用するためにCONNECTION Clientにサインインが必要であることを意味します。5.オフラインアクセス制限:ネットワーク環境が一時的に使用できなくなった場合のオフライン使用許可日数です。最大7日間です。再接続時に使用履歴がサーバに転送されます。6. ライセンスタイプ: このフィールドには通常、製品ライセンスの"商用"と表示されます。7. 警告設定: ライセンス超過使用の警告メッセ―ジの表示設定がされているかを表示します。8. アクセス: このフィールドは製品が許可されているかどうかを示します。 いくつかの値がここに表示されます。 許可されました - この製品は許可され、アクテ―ベーション化されています。 試用期間 - この製品は許可されていませんが、試用期間があります。 拒否されました - この製品は許可されていません。限定機能で開くかまたは起動しません。 オフライン - 商品は許可されていますが、サインインされていません。9. ユーザー名: 製品が関連付けられているCONNECTION ClientのサインインユーザのIDが表示されます。
[ライセンスをチェックアウト]タブインターネット接続が長期間行えない場合、製品ライセンスを使用するためコンピュータにライセンスを取り出す(チェックアウト)することができます。
上の欄にライセンス製品のリストが表示されます。 既定では2行だけ表示されています。メニューウィンドウの右下隅にある画面のハンドルをドラッグすると、ウィンドウを縦方向に広げられます。 さらに、下に示すようにフィルターアイコンをクリックし列のフィルタリングができます。
ライセンスをチェックアウトするには:1. 予約したい製品名をリスト上で選択します。2. 右端にあるカレンダーアイコンを使用し有効期限を指定します。3. 製品のバージョン番号欄に、4つの部分からなる番号を入力します。4. 「チェックアウト」をクリックします。
下の欄にコンピュータに取り出されているライセンスの一覧が表示されます。 有効期限より前にライセンスを返却する場合、下の欄より製品名を選択し「チェックイン」をクリックします。
ライセンスのインポート ライセンスは、ユーザーの代わりに資産管理サイトからチェックアウトし、~.belicファイルとして保存できます。 ファイルをインポートするには、「ファイル」メニューから「ポリシーファイルのインポート」を選択して、.belicファイルを選択します。 ライセンスファイルが正常にインポートされたかどうかを確認するダイアログが表示されます。 クライアントマシンがCONNECTION Clientにサインインしている場合は、次のように資格 タブの同期ボタンをクリックしてリストを更新します。
インポートされたライセンスを持つ製品は、予約済みの列に「はい」を表示します。
[プロキシを使用している場合の設定]ツールのオプションから、「システムプロキシ設定を使用」を選択すると、自動的にIEのオプションで定義されているプロキシー情報を参照します。通常は、この使用をお勧めします。 「カスタムプロキシ設定を使用」を選択すると、プロキシの構成情報を定義する事ができます。1. プロキシサーバーのデバイス名を入力してください。 ポートを指定する必要がある場合は、サーバー名にコロン(:)とポート番号(つまりProxyServer:8080)を追加します。 プロキシ設定が使用されているかを判断するには、IEにプロキシサーバーが使用されているかどうかをご確認してください。2. ユーザー認証が必要な場合は、2番目のチェックボックスを選択して、ユーザー資格情報を入力します。3. 適切な設定を確認するには、右下に表示される[プロキシ構成をテスト]をクリックします。4. プロキシ構成テストが成功したら、[OK]ボタンをクリックして変更を保存します。
※IEでプロキシの自動構成スクリプトを使用されている場合、Windowsの設定からネットワークのプロキシの「設定を自動的に検出する」をオフに設定する必要があります。
[エラーログの設定]コネクトライセンス(SES)では、トラブルシューティング作業を支援するための診断用ログファイルをZIPに収集する機能が提供されています。 デフォルトにて、Bentleyライセンスツールはほとんどのトラブルシューティングに十分な詳細なローリングログを保持しています。オプションでBentleyライセンスツールの次の手順を使用して構成オプションを構成できます。1. ツールよりオプションを選択します。2. [エラーログ]タブを選択します。3. 最小ログレベルには、取得するレベルが表示されます。 トレースはすべての診断情報を取り込む既定での選択です。 トレースの下の各選択は、より少ない診断情報をキャプチャします。 より低いレベルでは、最も古い診断データが削除されるまでに、より長い期間にわたって診断情報を取り込むことができます。.4. クライアントのログは既定ではオフになっています。 コネクトライセンス対応のアプリケーションごとに追加の診断情報を取り込む場合には、これをオンにします。
ログ情報収集するには、Windowsの[スタート]メニューを開き、次のコマンドを入力してEnterキーを押します。C:\Program Files\Common Files\Bentley Shared\CONNECTION Client\LogCollector.exe
表示されるウィンドウで[収集]ボタンをクリックし、結果のzipアーカイブに保存します。 必要な場合このzipファイルをBentleyに送信してください。
重要:LogCollectorユーティリティはCONNECTION Client 10.00.13.17以降のバージョンに含まれています。 以前のバージョンの診断ログを手動で収集するには、代わりに次の手順を実行してください。1. Windowsの[スタート]メニューを開き、次のコマンドを入力してEnterキーを押します。 %LocalAppData%\Bentley2. 表示されるウィンドウでLogsフォルダを圧縮します。 これにはCONNECTION Clientのログが含まれます。3. AppData\Local\Bentleyに戻り、Licensingフォルダを開きます。4. 表示されるウィンドウでLogsフォルダを圧縮します。これにはBentleyライセンスツールのログが含まれます。5. 解析のために送付される場合、この両方のZIPファイルを送付します。
ポリシーをリフレッシュ
ポリシーをリフレッシュ:すべてのバージョンの CONNECTION Client で使用できます。これは、期限切れのポリシーの場合、または新しいポリシーが手動で必要な場合 (4 時間ごとに自動更新) です。資格グループの構成リストを変更した場合などに、行って頂くとすぐに処理が反映されます。Reset Policy:CONNECTION Client 11.00.3.14 より使用できます。ポリシーをリセットすると、資格タブが空になり、次にアプリケーションが使用されるときに新しいポリシーが強制されます。
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