1.12 Adv.コンクリート設計(RCDC)のライセンスについて


 
プロダクト:
STAAD.Pro
 
バージョン:
All
 
環境:
All
 
担当:
Khanh N. Hoang
1.Adv.コンクリート設計(RCDC)について
Adv.コンクリート設計(RCDC)はSTAAD.Proの一つの追加モジュールであり、鉄筋コンクリートの解析・設計アプリケーションです。STAAD.Proと連携し、使用する場合、STAAD.Proで作成したコンクリートを自動的に読み込み、解析および設計を実施できます(画像1)。加えて、単独アプリケーションとして使用することも可能です。そのため、インプットデータはSTAAD.Pro、E-tabs、RAM SSからインポートできます(画像2)。

                 画像1:STAAD.Proと連携する場合

                 画像2:RCDCにインポートできる拡張子
2.Adv.コンクリート設計(RCDC)のライセンス種類について
Adv.コンクリート設計(RCDC)を使用するため、以下のライセンスをいずれか選択する必要があります。

STAAD.Proのライセンスを選択する場合、以下の機能が制限されます。
①基礎、パイルキャップ、スラブの設計
②DXF形式で図面保存
③図面をMicroStationで開く
④材料表(Bill of Quantities)の設定変更
⑤Reinforcement Type WiseおよびLevel and Rebar Wiseの材料表
制限された機能を起動すると、以下のようなメッセージが表示されます。

RCDCの柱・梁設計の概要について、こちらの動画をご覧ください。
3.注意
タンク設計にETABSのモデルを使用できませんので、予めご了承ください。