流体過渡特性解析ツールとの連携(Flomasterなど)


 プロダクト:AutoPIPE
 バージョン:CONNECT Edition

AutoPIPE v12.07よりFlomasterなどの流体過渡特性解析ツールとの連携窓口が実装されました。

AFT Impulse, Simcenter Flomaster, PIPENETといったツールからFRCファイルを出力し、AutoPIPEにインポートすることが可能です。

FRCファイルには各節点の時刻歴の圧力値が記述されています。

FRCファイルの例:

AutoPIPEとFlomasterで以下のようなモデルを用意した例を示します。

以下の手順でFRCファイルを読み込みます。

  1. FlomasterからFRCファイルをエクスポートし、AutoPIPEにて、 荷重 > FRCファイルのインポート をクリック


  2. 参照ボタンをクリックし、FRCファイルを選択


  3. インポートをクリック

    3つのプロファイルが読み込まれたことを確認します。

  4. 適当なプロファイルを選択し、選択したアイテムを開く をクリック

    ここで読み込まれたプロファイルをグラフで確認することができます。
    この画面は 荷重 > プロファイル でも確認できます。


  5. 読み込まれたプロファイルをどこの節点に割り当てるか設定します。
    荷重 > 作用点 をクリック


  6. 時刻歴荷重名 に適当な名前を入力


  7. 時刻歴の選択 に読み込んだプロファイルを選択し、そのプロファイルを割り当てる節点を 節点 に入力


    ここでプロファイルの名前が節点番号になっていると節点の入力ミスを低減できます。
    プロファイルの名前は以下の方法で変更可能です。
    ・FRCファイルをテキストエディタで開き、DIFFの右の入力項目を変更
     
    ・FRCファイルインポート時に 選択したアイテムの名前を変更 で変更
     

  8. 動解析のセットアップに作成した作用点ファイルを割り当て


  9. 時刻歴解析を実行

 Original Author:Yasushi Nagao