アイソメ図のエレベーション座標の表示変更方法


 プロダクト:AutoPIPE
 バージョン:CONNECT Edition

質問

応力アイソメ図の標高(E xxx Nxxx EL+XXX)の配置を制御する方法を教えてください。

回答

応力アイソメ図にプリントされる標高座標(エレベーション)を制御できるオプションを紹介します。

  1. すべての標高ラベルを削除/表示しない
  2. 標高ラベルの表示場所のカスタマイズ
  3. 配管サポート箇所に座標情報を付与

エレベーションの表示方法の変更はアイソメトリック図の作成時の設定 > 座標タブとstyle.xmlで制御できます。

style.xmlは以下の箇所に保存されているのでご参照ください。

C:\ProgramData\Bentley\AutoPIPE CONNECT v12\isoextractor\projects\project01\stress\Config



1.すべての標高ラベルを削除/表示しない

Stress Isometric作成ウィンドウより、設定 > 座標 > エレベーションラベルの抑制 にチェックを入れる

2.標高ラベルの表示場所のカスタマイズ

style.xmlの <userLabels> セクションに以下のコードを追記

<entry>

<name>Support Elevation</name>
<id>23319CEE-0E2F-45CF-9DDC-F01049860124</id>
<include>IE_SYMBOL=01AN</include>
<exclude>
</exclude>
<text>$(ELEV)</text>
<type>NOTE</type>
<cellName>NOTE</cellName>
<flags></flags>
<PlaceLabel>True</PlaceLabel>

</entry>

このコードを適用することで、すべてのAnchorの位置にエレベーションを表示することができます。

<text>セクションの(ELEV)を(COORD)に変更することも可能です。

(ELEV) - エレベーションの値のみ表示
(COORD) - エレベーションに加えN,Eの値も表示

(ELEV)
(COORD)

3.配管サポート箇所に座標情報を付与

以下のコードを<userLabels>セクションに追記

<entry>

<name>Support coordinates</name>
<id>0c430676-70fa-4752-b9ff-3fa17d2d8a3f</id>
<include>IE_TYPE=CT_SUPPORT</include>
<exclude>
</exclude>
<text>$(COORD)</text>
<type>NOTE</type>
<cellName>AP_NOTE</cellName>
<flags>
</flags>
<PlaceLabel>True</PlaceLabel>

</entry>

 Original Author:Yasushi Nagao